人生を変えたい。
誰もがそう思う瞬間はあるはずだ。
ただ、そう思っても実際にやってみるのは難しい。
例えば、朝5時に起きて英会話の勉強を始め、仕事が終わってからもキャリアアップのための情報収集に努める。
これも立派な人生を変えるための大切な一歩ではあるのだが、誰もができることではないし、そもそも継続するハードルが高い。
結局途中で挫折し、そんな自分に嫌気がさす。
ま、いつものネガティブ思考のパターンに陥るのが関の山じゃねーのかな。
じゃあどうすればいいのか?
そんな時に思い出して欲しいのがこの考え方。
目の前の仕事に100%打ち込んでみる。
これなんだよ。
シンプルすぎる考え方。
けれど、これは人生を変えることができる行動でもある。
その理由について今回は語ってみたいと思うからヨロシクな!
人生を変えようじゃねーか
目の前の仕事に100%打ち込むだけで人生を変えることができると俺は断言できる。
なぜなのか?
それは、
- 周りの人間が「あんたを見る目」が変わり
- あんたの「考え方」が変わり
- あんたがいるステージが上がる
これが理由だ。
一つ一つ説明していこう。
周りの人間の目を変える
仕事に100%打ち込むということは、これまでのサラリーマン根性にあぐらをかいたような甘えを捨て去り、「もうこれ以上は無理」というレベルまで仕事に燃え、完全燃焼すると言うことだ。
具体的には、
朝は誰よりも早く出社し、夜は誰よりも遅く退勤する。
根性論が嫌いな奴からは
「今時の会社は勤務時間の長さよりも成果で評価するし意味なんてないんじゃない?」
なんて声も聞こえるが、そんなものはただの言い訳だ。
人間は感情で動く生き物だ。
頭では勤務時間の長さに意味はないとわかっていても、自分にできないことをやる人間に対してはいつしかリスペクトの気持ちを抱くものだ。
毎日続けてみろ。
最初は上司や同僚から「な〜にアピってんのw」「意味ないことやるなよw」なんて言われて茶化されることもあるだろうが、数ヶ月も経つうちに
「あいつ、すごいよな。。。」
という気持ちの変化が必ず起こる。
なぜか?
自分にはできないことをあんたはやってのけているからだ。
それはいつしかあんたに対する信頼に変わる。
信頼される人間は会社組織の中でもメキメキと頭角をあらわし、輝かしいキャリアをあゆむ。
大きな仕事を任されるようになり、重要な場面でも声がかかるようになるからだ。
あんたも会社という組織で何年も働いていたらわかるだろう。
「なんであいつだけいつも評価されるんだろう?」と思うような人間は、この信頼を相対的に多く持っている人間だ、と。
ん?
そんな面倒なことをしなくても、仕事で結果を出して信頼を勝ち得たらいい、だ?
その仕事を手に入れるために、まず社内で信頼されることが先なんだよ。
今のあんたの社内での信頼度はどの程度だ?
上司や同僚は本当にあんたのことを信頼しているのか?
そこが足りていないから「人生を変えたい」と悩んでいるんじゃないのか。
出社時間、退勤時間だけじゃない。
トイレ掃除も進んでやれ。
会社の机や椅子、会議用のテーブルも自分から進んで綺麗に磨け。
みんなが嫌がることを自分から進んでやれ。
それがあんたができる「おれは信頼できる人間だ」ということの唯一の証明だ。
仕事で結果を出す、なんてカッコいい言葉に逃げるんじゃねえぞ。
まずは仕事を任せてもらえる人間になることが先なんだよ。
自分の考え方を変える
周りの人間の視線を変えていくうちに、あんたは自分の中にある「考え方」の変化に気づくはずだ。
最初は義務感丸出しでやっていたこと。
「クソっ...。いつかみてろよ....!」という卑屈な気持ちでやっていたこと。
それがある日、急にフッとなくなる瞬間がやってくることに気づくだろう。
そしてあんたの中に
「この営業フローだけど、こういう工夫をすればいいんじゃないかな!?」
「ここを綺麗に片付けておけば、より気持ちよく仕事ができる環境になってみんな喜んでくれるはず!」
という利他の気持ちが芽生えてくるはずだ。
これは自分でやってみなければわからないことだ。
ただ、ひたむきに毎日仕事に対して100%完全燃焼していれば、いつしかそんな考え方になれる瞬間が必ずやってくる。
利他の気持ちは相手の立場に立った行動の源泉だ。
今までであればできなかった”ちょっとした気配り”ができるようになり、それがさらなる信頼をうむ。
周りから信頼を得つつあるあんたの存在がより大きくなり始めるのもこの頃だ。
みんなは知っている。
あんたが毎日朝早く会社に来て、そして、誰よりも遅くまで残って仕事をしていることを。
結果は関係ない。
そこまでひたむきに努力ができる人間だということはすでに証明済みだ。
みんなが嫌がるトイレ掃除なども黙々とこなしている。
すごいことなんだぜ。
だけどな、誰もあんたに声はかけないだろうな。
「ありがとう」なんて言葉も期待しちゃいけねえ。
だけど、誰もがあんたの行動を見ているし、ちゃんと知っている。
絶対に自分からアピールはするな。
黙々と、淡々とやれ。
「なんでトイレ掃除なんてしてるの?w」
なんて言葉には
「いや〜、やっぱり会社が綺麗だと気持ちいいし、みんなが喜んでくれるかと思ってさ!」
とだけ返せ。
自分のステージが変わる
さて、もしここまで本当に実行できたとしたら、あんたの人生は間違いなく変わっているはずだ。
おそらく、社内で誰よりも業務に詳しくなっているだろう。
誰よりも気配りができるようになっているだろう。
誰が何時に出社し、誰が何時に退勤する、といった社内情報にも詳しくなっているだろう。
それは「出世」「より大きな仕事を任される」=「キャリアアップ」という形で自分に返って来て、これまでの自分のステージをさらに上まで押し上げてくれるはずだ。
でもな、そこで勘違いしちゃいけねえぞ?
それは自分が偉くなったわけんじゃない。
周りの人間があんたという人間を上に押し上げてくれただけなんだよ。
多くの人間がそこで勘違いをしてしまう。
「俺には実力があったからここまでこれたw」
と。
それは大きな間違いだ。
人間の実力なんて大した差はない。
周囲の協力こそが差をつける。
例え偉くなろうとも、あんたはこれまでと変わらず謙虚に掃除を続ければいいさ。
そうすれば信頼が尊敬(リスペクト)に変わり、もっと上のステージまで到達できるようになるはずだ。
まとめ
今回紹介した人生を変える方法。
実はこれは過去におっさんハック自身が実際に試してみたノウハウだ。
最初は半信半疑だったし、何度も「こんなの意味ないわ!」と投げ出しそうになったけれど、これのおかげでマジで人生が変わった。
あんたには数十万円もするような情報商材やセミナーなんて必要ない。
必要なのは面倒なことを続ける勇気。
これなんだよな。
今回の記事で言いたいことはそれだけだ。